琵琶湖1周の旅 ラストスパート浜大津へ(2日目)

浜大津まであと●●kmという表示も悲しくなってくる。
もう永遠とも思われた琵琶湖1周が、もう終焉間近。
いつもそうだが、最初は地獄のような自転車旅行も、
後半はもう終わってしまうのかという気持ちになる。


比良駅からは結構交通量の多い道を通った。
途中まではサイクリングロードだが、
それが終わると161号線沿いを南下した。
この辺りでサイクリングマップのルートからは外れた。
自動車が多く危険だが161号線沿いの方が迷わないと思ったし、
もう南下するだけやしってことで。


蓬莱、志賀、堅田など、知った駅の近くを通り、
どんどん町らしくなっていく。
人も、建物も、自動車も多くなり、どんどん大津市街地に近付く。
本当は大津市北部も観光スポットのようだったが、
もう辺りも暗くなってきていたのもあったし、止めておいた。
それよりも、このまま大津を越えて帰路に向かうか悩み始めていた。


そして、ついに浜大津に到着した。
ここはもうスタート地点から目と鼻の先だった。
にも関わらず、それを知らなかった。
浜大津駅大津駅は結構離れているものだと思っていた。
そのため、浜大津に着いてからも走り続けた。
とにかくスタート地点に戻らねばと思い、ひたすら進んだ。


そして、近江大橋を目にして、スタート地点を通り越していたことに気付く。
でも、周りは真っ暗なため、いまいち何処にいるのか分からなかった。
でも戻るしかないと思い、スタート地点を探しに戻った。


記憶を頼りに、スタート地点を探した。
そして、ついに、出発時にスタート地点で撮った写真を見て、
スタート地点に着いたこと確認した。
この時点で午後6時頃。


さて、これからどうするかが問題だった。
ゴールはしたものの、家に帰るまでが遠足です。
帰るか、泊まるか、再び究極の選択。
コンビニで宿を調べたり、スーパー銭湯を調べたりして、
実際に自転車で周りを散策して泊まれそうなところを探したが、
全く見つからなかった。
とりあえず、ラーメンを食べようと思ったが、それも見付からず。


もういい!ってことで、滋賀を去ることを決意した。
もう7時だった。