卒研発表

前日からドキドキが治まらず、1人になりたくない気持ちでした。


当日は6時に起き、9時前にドキドキしながら学校へ行きました。
ボクは最後から2番目という生き地獄のような順番だったので、
会場にはいたけど、人の発表を平常心で聞くことはできず、
頭から離れない最悪な状況のイメージを取り払うのに必死でした。


研究室の同期が次々と発表を終えていき、
緊張はますます増大し、最終的には頭から発熱していました。
体中が緊張して筋肉が疲労していました。


自分の番が回ってきて、マイクを胸に付けて緊張はピークに達しました。
「このようなタイトルで・・・」と言い始めてからは、
もう機械のように言うべき言葉を発するのみ。
聞きやすいようにとか分かりやすいようにとか一切考えず、
緊張しないように人様にケツを向けて一切振り向かずに終わらせました。
質疑応答も逃げ腰でした。
沈黙だけはせずに済んだことだけが唯一の救いです。
沈黙したら、あとで殺されるので・・・。


発表が何とか終わった後にも筋肉は疲れっぱなしでした。
打ち上げでも疲労のためにいつも以上に壊れました。
相変わらず弱いんですが、あれ程疲れた後だとイチコロでした。
でも打ち上げは楽しかったです。


卒研発表が終わって何かポカンとした気持ちです。
来月には年会で口頭発表が控えているので、
ボケーっとしてる暇はないのですが、何か体に力が入りません。
人の少ない静かな研究室は何か変な感じでした。
不安、虚無感、焦り・・・何か複雑な気持ち。