ついに行ったぜ、偉大なる我が担任の教授室 2

本日二度目の戦闘のため、1限終了の30分前にもかかわらず、
偉大なる我が担任の教授室の前へ。
またしても先客が。
ま、当然だけど。
緊張しながら待っていると、次から次へとお客様が。
総勢約12名ほどの生徒が、偉大なる我が担任の教授室の前に集結。
物理学科の先生が、何事かと驚いていた・・・。
そして遂に我が担任がお出でになられた。
ついに俺の番になり、彼の部屋へ突入。
ここからは、緊張のあまり、はっきりと記憶に無いので曖昧。
担任「朝からわざわざ自転車漕いで来たのに、一時間も待たされて大変だね。」
俺「・・・。」
担任「待ってる間に院生に見せてりゃいいのに。そしたら一発で受かるのに。」
俺「はあ・・・(汗」
担任「何であっちの道から来るの?向こうから来た方が断然早いのに。」
俺「・・・?あっちってあっちですか?(テンパって意味不明な発言)」
我が担任「見てたよ。市民病院の所を曲がって・・・(俺の通学の道程を長々と説明)」
俺「じゃあ向こうの方から回ってくるんですか?」
担任「公園をぐるっと回った方が断然早いよ。」
何故か俺の通学の道程についての会話になった。
緊張のあまり、あまり理解できなかった。
そして、話が一段落すると、俺のノートを見だした。
結果の有効数字やら、何やらを見ながら、
担任「やっぱ一発じゃ無理かぁ。」
そして、最後に止めを刺された。
担任「じゃあそこにこれの構造式を書いて。」
俺がホワイトボードにカキカキしていると、
担任「それじゃなくて、構造式を書いてよ。」
書き直すと、
担任「じゃあ、これの構造式書いて。」
俺は、ニヤニヤしながら、
俺「(・・・何をおっしゃってるの?同じ構造式じゃないの?)」
と考えていると、
担任「ニヤニヤしてないで書いてよ。」
俺が同じ構造式を書くと、
担任「違う物質が同じ構造式の訳ないじゃないか。」
つまり、俺は物質名に()が付いていたので、省略可能だと思っていたが、
()内を省略すると全く別物の物質を表す名前になるらしい。
ノートの途中から、物質名の()の中を省略してて、
そが駄目だと言うことを指摘したいがために、
ホワイトボードに構造式をわざわざ書かせたのだ。
なんて素敵な教授なんでしょう、不不不。
俺は速攻で逃げ帰りましたとさ。


結局、俺は今回の戦闘で、偉大なる我が担任の教えを守り、
通学路を指示された道に変えようと思っただけだった。
つづく。