ノルウェイの森

最近、よく本を読んでいます。
読書が趣味という程には至っていませんが、
マイブームって感じにはなっています。


なので、本屋さんに行くと、小説やら雑誌やら興味深々です。
趣味、興味が増えるのは良いことです、人生が豊かになります。
ということで、図書館では最新の本が手に入らないというのもあり、
最近は、図書館で借りるよりも本屋で買う方が多い傾向にあります。


で、最近読んだ本が『ノルウェイの森』です。
基本的には本を読まない人間なので、村上春樹って誰??ってレヴェルです。
ノルウェイの森』って聞いたことあるけど、内容はよく知らないどころか、
環境問題がテーマだとずっと勘違いしていました。


最近映画化されるということで、ネットで調べてみたんですが、
「当時、この本を持っていることがステータスになった」と言わしめ、
さらに本屋では「社会現象になった」とまで言われていたので、
読むっきゃないということで単行本を買ってみました。


まだ上巻しか読んでいませんが、まあ面白いような気がしています。
どちらかと言えば、「陰鬱」な感じのお話です。
基本的には男と女が出て来るし、恋愛小説って感じでもありますが、
阪急電車』のようなほっこり感があったり、
『世界の中心で・・・』のような純愛でもなく、
もう少しリアルな感じで、もう少し難有りな感じの恋愛です。
多分、恋愛です。


内容は「会話」が多く、読み易い感じでした。
ただ、何故に小説って風景の描写があんな長々と書かれているのか疑問です。
それを読んでイメージして楽しむ読者もいるのでしょうが、
自分はメインストーリーをさっさと進めてくれと思ってしまうので。
あと、性の描写が必要以上に克明で、すげぇ・・・汗
あんな性に関してオープンな人間達が存在するんでしょうか。


そんな感じで、出て来るキャラが個性的なので、興味深く読めました。
他の人は、あの小説を読んで何を感じるんだろうか。
自分は精神が弱い方で、登場人物もそんな感じなので、各キャラに共感しました。


早速、下巻を買ってきたので読みたいと思います!!