相棒

先輩が卒業してからボクは一人です。
下に後輩がついていると言っても、やってることが全然違うので。


この前、実験してるとPCが応答不能になりました。
Ctrl+Alt+Deleteを押しても応答しません。
仕方なく強制終了したら、あの世に召されました。


早速ボスがPCに強い人に修理を依頼しました、唐突に。
それから修理に必要そうなものを集めて、
数日間、数回、彼のもとと研究室の間を走り回りました。
少なくともボクよりはPCに強いので彼にすがりました。
そして彼がこれ以上は無理というところまでやってもらい、
PCを研究室に持ち帰りました。


帰ってくる前は日本語を話せていたPC、
帰ってくればドイツ語しか話せなくなっていました。
それはもちろんドイツから取り寄せたMeを入れたから。
「終了」も「再起動」も「マイドキュメント」もドイツ語。
初めてドイツ語の辞書を手に取りました。ほぼ無意味でしたが。


ドイツ語なのはともかくPCは生き返ったので、
あとは実験ができるようにソフトをPCで使えるようにするだけ。
ソフトを使うためのボードをインストールするためのドライバ。
このドライバをせっせせっせとインストールする2日間。
PCはやっと全てのソフトを起動することを許してくれました。


これで一応PCの問題は解決したということで。ドイツ語やけど。
このドイツ語化したPCについて、ボスのコメントは、
「すんばらしい」とのことです・・・。マジ勘弁してください。