『東京島』
- 作者: 桐野夏生
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/04/24
- メディア: 文庫
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結構前に古本屋で見つけて、何となしに買って読みました。
夏くらいに映画化されていて、窪塚洋介出演ということもあり、
一度は観に行こうかとも思いましたが行けず終いでした。
読んだ感想は、「まあまあ面白いかな」という程度でした。
ストーリーを何とでも出来るような設定なので、
何が起こっても不思議ではない。
のに、そこまで凄いことが起こるわけでもなく。
島内で事が起こることよりも、人間の内での変化の方が多いです。
その辺は面白かったです。
二重人格、発狂、妄想、恨み、憎しみ、支配、忘却、裏切り。
今は映画を観たくて仕方がありませんが、
酷評されているということもあり、そこまで期待はしていません。
結構コメディ的な映画に仕上がっているということで、
『告白』のようにガッカリさせられるような気がします。
でも今は観たくて仕方がありません。
DVD早くレンタル屋に返って来てください。